1. |
e4 |
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対戦相手が定跡フレンチ・ディフェンスを好む事を知っていたので、あえて練習のつもりで挑んでみる。 |
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e6 |
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2. |
f4 |
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ただd4とマニュアル道理では無く、自分なりの攻め方で。 |
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d5 |
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3. |
e5 |
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c5 |
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4. |
Nf3 |
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Nc6 |
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5. |
c3 |
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この時点でもd4を打つ気は無し。打つかもしれないって状況が大事であると思った。 |
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Nh6 |
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6. |
Na3 |
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Nf5 |
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7. |
Nc2 |
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Be7 |
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8. |
Bd3 |
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一時的にd4とは打てなくなる。もともと打つ気は無く、問題はf1ビショップをどこに展開するかだった。
センターからの攻撃は定跡的になってしまうし、この段階ではc1ビショップの展開も必要としなかった。
(本当はいつでも展開できるようにしたほうが良いのだが、持ち時間も長いし相手に可能手を隠す意味もある。ディスカバードアタック(?)(ポーンを動かした後ろでビショップが狙いをかける=ディスカバードチェック)のようなポンポンと動かし使うのを視野にする。) |
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Nh4 |
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9. |
0-0 |
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相手の手がNh4で無くBh4だったらキャスリングしなかっただけのこと。黒的にはBxf5を嫌うだろうし、Nh6と戻る結果となる。
その後にでもg3とし、Be7 Kg2でも良い。 |
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Nxf3+ |
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10. |
Qxf3 |
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f5 |
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11. |
exf6ep |
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アンパッサンしないで固めてもよかったが、f6では無くf5と打ったのは、どっちかといえば打たれたくないと思われる黒の手なので取りに行く。
g4という手も面白いと思ったが、黒が0-0しなかったら、白がきつくなると思いやめる。 |
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gxf6 |
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12. |
Ne3 |
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ここではQh5+と打ってキャスリングを不可にするよりも、今いかなくてもいつ行くか分からないという状況を与えることができると思った。
これは黒のセンターからの攻撃に対応させた。 |
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Kd7 |
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13. |
f5 |
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孤立ポーンを作りにいく。避けようが取ろうが白はどちらでもよかった。 |
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Kc7 |
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14. |
fxe6 |
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Bxe6 |
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15. |
Bf5 |
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Bxf5と取りに来れば、Nxd5+でポーンアップ。白は次のd3(d4)に備える。 |
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Bf7 |
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16. |
Qg3+ |
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当初の予定であった、d3,d4,またはb3とビショップを戦場に出す手ではぬるいと見る。
黒からのd4 Ne5 Bg6を打たれる前に先手で仕掛ける。最高でチェックメイト、最低でもポーンアップまで考えた手。 |
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Bd6 |
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17. |
Qg7 |
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Qd6でもQg7であった。 |
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Qe7 |
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18. |
Bg4 |
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ここではBxh7だったが、それが悪手であることに気付く。多少強引な手だが、確実なポーンアップを狙う。
Be5とやられてはきつい。次の黒の手はRag8(そしてd4)が考えられる。 この時の手として他に、Bh3/Bc2/Re1について考えた。
この時点で白の狙いとしては、Rxf6(Qxf6)/Bh5/Nxd5/Nf5等を状況に応じて対応させる。 |
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Be5 |
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19. |
Bh5 |
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狙いどうりの手。黒からは取ることができず、ビショップ(クイーン)の交換後Nxd5+のポーンアップとなる。 |
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Be6 |
この手は黒からしたら絶対手だが、完璧に抜けていた。 |
20. |
Qxe7+ |
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h6に逃げてもQf8でクイーンの交換を強制される。この場合、黒に展開をもさせてしまうため却下。
こっちから取りに行くと、動きが制限されていたナイトが立て直してしまうためこれも却下。
しかし、この2択しか手は無かった。白攻めの状況でクイーンの交換はしたくなかった。展開の早さをふまえると白悪しと思われる。 |
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Nxe7 |
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21. |
d3 |
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黒のポーンがd3に固定されないようにしなくてはならない。固定されるとa1ルークとc1ビショップを展開するのに多くの手数を必要としてしまう。
そのためそれを防ぐ手が必要となる。そしてNg4 Nc2 d3が対抗手として浮かぶ。 孤立ポーンを作りたくなかったが展開を優先させた。 |
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Rhg8 |
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22. |
Bd2 |
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展開が遅れているため、展開優先で動かしていく。 |
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f5 |
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23. |
Rae1 |
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開いているファイルを占拠する。間接的にe5ビショップe6ビショップe7ナイトを睨んでいる。 |
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Kd6 |
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24. |
b4 |
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再び戦闘開始。 黒のさまざまな手b6 cxb4 c4 d4 f4 などの応手を予想しての手。 |
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cxb4 |
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25. |
c4 |
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当初はcxb4であった。cxb4で孤立ポーンを二つ作ってもよかったが、(2個同時には守りにくい)妙手っぽい手を打つ。ここではa5 dxc4 d4 Bd4といった黒の応手に対応させている。
それぞれに狙いがあり、(ピースアップを含め)最低でもポーンダウンは免れると思われる。
気掛かりなのは、黒キングが中心に(エンドゲームに有効)いるのと、黒ポーンが結構攻め込んでいる事。 |
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Bc3 |
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26. |
Bxc3 |
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読んでいなかった手で対応されたため、手が止まる。とりあえず取る以外手が無く、取る。 |
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bxc3 |
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27. |
cxd5 |
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ここでも次にd4をやられると厄介なのでとる。ここらからはもう打てる手が限られてきた。 |
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Bxd5 |
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28. |
Nxd5 |
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...Nxd5に対してはNxf5 結果的には同じ形になりそう |
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Nxd5 |
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29. |
Rxf5 |
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とりあえずポーンを取り返した。c3ポーンが手強い状態。 |
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c2 |
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30. |
Bf7 |
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ここでの黒の(予想の)応手としてNe3とRxg2+があげられる。(Rxg2+に関してはBf7を打った後に気が付いたのだが)
Ne3 Bxg8 Nxf5 Bxh7 Nd4はポーンアップするがナイトがd4に固定されると、クイーン側にいけない及び、クイーン側のポーンの前進ポーンのプロモートが阻止できない。
Ne3 Bxg8 Nxf5 Bb3 Nd4も固められてアウト。
気を付けないといけない手として、Ne3からのg3への攻撃、Nd1としたプロモートへの遮断。Nd4からのc1=QしてからのRxc1 Ne2+のフォーク。
狙いとしてはNe3 Rf6+ Ke7 Bxg7 Kxf6 Bb3でB+R vs Rでc2ポーンを取るか、
Ne3 Rf6+ Ke7 Re6+ Kxf7 Rxe3のあとK+R+Rでc2ポーンを取りに行く。
その他にはRxg2+ Kxg2 Ne3+ Kf3 Nxf5 Ke4。 |
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Rxg2+ |
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31. |
Kxg2 |
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Rxg2+だったのでこのあと数手は決まった手で流れる。 |
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Ne3+ |
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32. |
Kf3 |
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Kf2はNd1+でプロモートされる。 Kousuke.0さんの絶好手 ここでRxe3と取ってc1=Qと黒にクイーンを作られても、Rd5+ Kc6(Kc7) Re6+(Re7+)でパペチュアルチェック(永久手)で引き分けでした。 |
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Nxf5 |
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33. |
Rc1 |
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黒がc2ポーンを守る手として、Rc8とNd4+が挙げられるが、
Rc8に関しては、Ke4でナイトを追い払ってからBb3。
Nd4+に関してもKe4でナイトを追い払うか、Ke4 Kc5 Bh5 Rc8 Bd1 (Kb4 Kxd4 cxd1=Q Rxd1)とポーンを取り返せる予定である。 |
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Nd4+ |
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0-1 |
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Ke4 Kc5 Bb3 Re8+ Kf4 Ne2+
Ke4 Kc5 Bh5 Rc8 Bd2 Re8+ Kf4 Kb4 Bh5 Ne2+ Bxe2 Rxe2
Ke3 Kc5 Bh5 Rc8 Bd2 Re8+ Kd2 Kb4
Ke3 Ke5 Bb3 Rc8 Kd2 Nf3+
などとすべての手に共通して、c2ポーンを取ると同時に黒から他の白ポーンが狙われる。及び白の余計な手(ポーンで移動を封じたり守ったり)にはクイーン側の黒ポーンの前進がある。
Rxg2+を打たれた時点で負けを覚悟し、何とかなるかと続けてみたもののダメであった。本当はここが投了のしどきだったのかもしれない。
ange_beauteの頭ではここまでが限界。裸ナイトだけにした引き分けもあるかもしれなかったが、勝てない試合を長々と続けるより相手の強さを称えた投了。 |