ange_beauteとチェス について

表向き2002年の3月からチェスをやり始めた事になっているが、

以前からチェスというものを知ってはいた。

いや、それはチェスと言えなかったかもしれない。



高校受験を目の前にした中学3年の夏頃、そんな中

1人の友人がチェス盤を学校に持ってきた。(マグネットね)

将棋のしの字も知らないangeは、社会的認知度の低いチェスも

みな動かし方くらいは知っている将棋もあまり大差なかった。

ただ受験勉強の合間に遊ぶモノとして進んで教えて貰いに行った。

そのときの理由として「将棋よりチェスの方がかっこいいじゃん!」

が挙げられる・・・。

部活なども夏で終わり初め、そういう人が1人、2人、3人・・4人・・・

我が学校内で小さなグループができるほど盛り上がった事を覚えている。

並行して賭け大富豪もやっていたが。



ではなぜこれがチェスと言えなかったか。

これは単に学校にチェス盤を持ってきた奴が悪い。

ルールがとんでもない!

今改めて、本来のルールと違う点を羅列すると、

その1 ポーンは(最初も)1コマずつそして前の駒を取る。
その2 相手とキング同士・クイーン同士が向き合っていない
     クロスする感じ
その3 キャスリング・アンパッサンなんてとんでもない。
     あっ、でもポーンが最後までいくとクイーンにはなりました。
その4 ステイルメイトもありません。パス3回まで。
その5 ひとつのルークに対して1度だけ(合計2回)、
     キングは如何なる場所であっても場所を入れ換えることが出来る。
その6 これ即ちチェックメイトになったら次の手番で行動可能。
     (キングはまだ取られていないため)



終わらない・・・。勝負つかない・・・。

この時は今と違い定跡という言葉すら知らず、チェスというのは

運のやり取りだと思っていた。すなわちミスをしなければ勝ちと。

angeは自分の形というのを好んでいるため、鉄壁の守りと

称してオリジナルの配置を試行錯誤!

まぁ勝ちも負けも同じくらいの数だったが。



時は流れ、2002年3月。

ネットを繋いだ当初はレポートや検索のみで

チェスには到底結びつくことはなかった。

しかしある時、神の言葉で「ネット対戦」ということを聞き、

むむっ!と思いつつ、即検索「チェス ネット対戦」。

出ました! 運命の聖地Jgame!!

すぐ登録。う〜ん海と空がいいな。えっとseatosky。

ゴロが悪いなっと。フランス語だと・・mer と ciel。

!!! mer_ciel!!!

angeがチェスと出会った瞬間でした。

チェス騎士ange_beauteの誕生です。



初戦、ルールは知っているものだと勘違いをし、

140勝20敗くらいの人に丁寧に瞬殺遊んでいただきました。



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