フォークは西洋料理に欠かせないものとなっています。
それが無かった時代は西洋料理は手で食べるのが当たり前でした。
(調理の段階では使われていた)
ではいつから使われるようになったのでしょう。
食卓用として記録に残っているのは、11世紀のイタリアが初めて
だと言われています。
フランスへ伝わったのはフィレンツェの
名門メディチ家の娘カトリーヌ・ド・メディシスという花嫁が、
フランスのアンリ・ド・ヴァロワ(のちのアンリ2世)と
結婚する時に花嫁道具の一つとしてフォークがありました。
フランス料理はフォークと一緒に連れてきた料理人・菓子職人・
酒造業者によって発展していきました。(533年10月)
しかしこのときはまだフォークは宮殿の中だけの存在でした。
しかしのちにカトリーヌの長男フランソワ2世が一般の人に
フォークを広める努力をしました。
そして三男のアンリ3世の時代になると、一般の家庭の食卓にも
フォークが登場するようになりました。(1551年〜1589年)
日本には江戸末期にオランダ人によってもたらされました。
そのときの読み名は『ほるこ』・『ほこ』、
またはわかりやすい『肉さし』でした。
フェスキーナ(ラテン語)・・・意味 小さな熊手
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